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INPS JAPAN   IDN-InDepthNews - UN INSIDER
シリア内戦を「宗派間緊張」に変えるファトワ

【ロスアルトス(カリフォルニア)IPS=エマド・ミーケイ】

 

このところ、イランの支援を得たバシャール・アサド大統領の政府軍勢力が、シリア国民に残虐行為を行っており、反政府勢力を支援すべきと訴える声が、イスラム宗教家の間で高まっているが、中でもこうした抗議の先頭に立っているのが、サウジアラビアの聖職者らである。

 

6月14日、メッカ・聖モスクGrand Mosque)のサウジ・ショレイム導師が、すべてのイスラム教徒に対して、「あらゆる手段を通じて」シリアの反体制派とシリア内戦に巻き込まれた民間人を救うべき、との異例の呼びかけを行った。

|UAE|未公開のピカソの「貴婦人像」がルーブル美術館アブダビで公開へ

【アブダビWAM

 

パブロ・ピカソ作でこれまで未公開の「貴婦人像」がアラブ首長国連邦(UAE)のルーブル美術館アブダビで公開される。

ルーブル美術館アブダビ事務局によると、同作品は4月22日から7月20日までサアディーヤート島(ルーブル美術館、グッゲンハイム美術館、ザイード国立博物館の建設が進む芸術・文化地区)で開催される「美術館の誕生(
Birth of a Museum)」において初公開され、2015年のルーブル美術館アブダビの開館後は、永久保存される予定である。

|アルゼンチン|独裁政権に加担したカトリック教会への批判高まる


【ブエノスアイレスIPS=マルセラ・バレンテ】

アルゼンチンのホルヘ・マリオ・ベルゴリオ枢機卿がコンクラーベ(法王選挙)で第266代ローマ法王フランシスコに選出される中、本国では軍事独裁政権時代(1976~83)のカトリック教会に役割について、教会内部からも公然と批判が噴出してきている。

バチカンでベルゴリオ枢機卿の法王選出が発表されると、同氏が独裁政権に加担したのではないかとの疑惑報道が世界を駆け巡った。
アルゼンチンでは2005年に最高裁が軍政下の犯罪を不問とする特赦法に違憲判決を下して以来、人権侵害に関与したとされる容疑者を裁く公判が各地で開かれているが、この報道も、過去数十年に亘って賛否両論を呼びながら未解決のまま経過してきた独裁政権時代の「汚い戦争」にまつわる数々の疑惑の氷山の一角に過ぎない。


アルゼンチン司教会議は独裁政権時代の教会の対応について数か月前に謝罪と事実関係の究明を表明しているが、「貧者への選択肢を求める聖職者の会(Curas en la Opción por los Pobres)」「第三千年紀を求めるクリスチャンの会(Cristianos por el Tercer Milenio)」「解放の神学集団(Colectivo Teología de la Liberación)」などの団体は、こうした教会側の対応について、自己批判が足りないと批判を強めてきている。

|マリ|キリスト教徒もイスラム教徒も―「私たちは皆、テロリストの被害者だ」

Churches in Diabaly, central Mali, were looted and destroyed during the Islamist occupation. Credit: Marc-André Boisvert/IPS

【モプティ(マリ)IPS=マルク-アンドレ・ボワベール】

 

マリ中部のモプティにある福音教会の入り口では、ルーク・サガラ神父が日曜の集会を執り行う中、兵士らが戸口の両脇を固めていた。

こうしたマリ政府軍兵士の存在は、この街が僅か3週間程前まで、シャーリア法を適用しようとする反政府イスラム過激派集団によって占領されていたという事実を物語っている。

サガラ神父はIPSの取材に対して「今は安全です。フランスが介入したので、もうイスラム教徒が私たちを攻撃することはないと思っています。」と述べた。

震災・津波瓦礫と闘う日本

【仙台IDN=ラメシュ・ジャウラ、浅霧勝浩】

 

福島原発事故は、エネルギー政策再考に向けていまいちど人々の目を呼び覚まさせた。他方、日本の北東部である東北地方を襲った巨大地震・津波は、苦痛と苦難の傷を残しただけではなく、絶望を乗り越え、自らの苦悶を強さに変えようとする被災者のあくなき闘志をも引き出した。

9月の最終週、IDNIPSジャパンは、近親者や家庭、職場を巨大な津波で失った悲しみにめげることなく、地域の再建に向けて努力する老若男女の姿を目の当たりにした。

言語の自由を見出したシリアのクルド人

At a Kurdish class in Derik in northeast Syria. Credit: Karlos Zurutuza/IPS.

【デリク(北シリア)IPS=カルロス・ズルトゥザ】

 

「私は自分の言語で読み書きを習いたいんです。」と、シリアのクルド人マナル(21歳)は語った。今日、マナルと30名のクラスメートにとって、生まれて初めてその望みが実現しようとしている。

マナルには教育の機会がなかったわけではない。ダマスカスの北東600キロのところにあるハサカの大学で来年には経済学の学位を取りたい、とマナルはほぼ完ぺきな英語で語った。しかし、ほんの2ヶ月前まで、彼女は母語であるクルド語で書く機会は皆無だった。50年近くに亘ってバース党が権勢をふるってきたシリアでは、クルド語が禁止されてきたからである。

この夏、マナルは、ダマスカスの北東700キロのところにあるデリクの「バダルハン・アカデミー」でクルド語の授業に出席した。ここはこの町にある最近クルド語の授業を取り入れた2校のうちの一つで、週に3回各1時間の授業を無償で受けることができる。授業料は個人の寄付によって賄われている。

勢力ます排外主義に国連が「平和の文化」を強調

Cheerful young students in their traditional dress proudly waive their national flags during the Peace Bell ceremony of the observance of the International Day of Peace: 【国連IPS=タリフ・ディーン】

 

特定の宗教や移民、マイノリティーに対する不寛容が世界的に勢いを増している中、国連総会が「平和の文化」について討論するハイレベル・フォーラム(193加盟国、国連諸機関、市民社会、メディア、民間セクターなどが参加)を開催する。

このフォーラム
の主唱者であるナシル・アブドゥラジズ・アルナセル国連総会議長は、「国連は対話こそが平和への最善の道のりであるという前提のもとに創設された組織」であり、「人類は、文化的多様性や思想の自由が保障された環境の中で、互いの理解を深めることによって、他者への尊敬の念や寛容な心を養うことができるのです。」と語った。

またアルナセル議長は、「国連は、国際社会が異なる信条や宗教から成り立っているという概念を是認しています。しかし今日、世界の一部の地域において、不寛容、外国人嫌い、憎悪を扇動する勢いが増しているのは残念なことです。」と付加えた。

「我々はみな母なる大地に根差している、ただそれを忘れているだけだ」

Courtesy of Tiokasin Ghosthorse.【国連IPS=イザベル・デグラーベ】

 

ティオカシン・ゴストーズさん(Tiokasin Ghosthorse)の記憶の中に残っているのは、ラコタ(スー)族の居留地を1973年から76年にかけて襲った米連邦政府による「恐怖の支配」の時期である。

これは、ラコタ族による72日間に及んだウーンデッド・ニー(Wounded Knee)占拠に続いて起こったもので、米連邦政府の連邦捜査局(FBI)、米連邦保安局、先住民問題局の警察などが、米国の先住民族集団と対峙した。その結果、FBIによる厳しい監視が続くことになった。

|タイ|HIV/AIDS蔓延防止に向けた仏教界の試み

IPS HIV/AIDS研究事業現地取材からの抜粋】

 

本プロジェクトは、深刻化するHIV/AIDS問題に関して、仏教界として地域コミュニティーに貢献することを目指して僧侶達自身によって始められたもので、僧侶がHIV/AIDS感染者と一般コミュニティーの仲立ちをしながら、仏教の教えに基づいて共生していける環境作りを目指している。

タイ社会では伝統的に僧侶は「仏の智恵を説く教師」として敬われており、村人たちも僧侶の発言には謹んで耳を傾ける習慣がある。本プロジェクトは、僧侶の「教師」としての役割を重視しており、僧侶や尼僧は、僧院でHIV/AIDSに関する知識と、その知識を仏教の教えに基づいて効果的に村人達に伝達する技術(participatory Life Skills Development approach)を身につけた後、地域コミュニティーの中に入り込んで活動を展開している。

|パプアニューギニア|魔術狩り関連の暴力事件が増加

Monica Paulus of the Highlands Women's Human Rights Defender Network works to support victims of sorcery-related violence in Papua New Guinea. Credit: Catherine Wilson/IPS

【クンディアワIPS=キャサリン・ウィルソン】

 

パプアニューギニアではこの10年、魔術狩り関連の暴力事件や死亡事件が増加傾向にあるが、こうした事件は同時に、開発・経済機会の欠如、不平等、保健サービス予算の不足等、同国の農村社会が直面している根深い問題を浮き彫りにしている。

3月末、シンブ県グマイン(Gumine)に住むセニさん(70)とその息子コニアさん(32)は、彼らにとって各々孫と姪にあたる少女を最寄りの病院に救急で運び込んだが、不幸なことにそのまま急死してしまった。その結果、両名はそのことで、魔術を使ったのではないかと地元の村で糾弾されることになってしまったのである。