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INPS JAPAN   IDN-InDepthNews - UN INSIDER
宗教が防災と出会うとき

An old woman stands in front of her house, which was destroyed by flash floods in Sri Lanka. Credit: Amantha Perera/IPS【バンコクIPS=カリンガ・セネビラトネ】

「信仰を基盤とした団体(FBO)」でつくるコンソーシアムが、6月25日、「第6回アジア防災閣僚会議」(バンコク会議)の公式関連行事において、自然災害後に強靭なコミュニティーを形成するための支援をアジア・太平洋地域全域で行う用意があると国連に対して意思を伝える共同声明を発表した。

宗教紛争から宗派横断共同体へ

Rohingya refugees flee violent mobs in Myanmar. Credit: Anurup Titu/IPS

【国連IPS=カニャ・ダルメイダ】

聖なる人間とその聖なる書物は、人類史に血と涙の痕跡を刻みつけてきた。平和な寺院の奥からは燃え盛るたいまつを手にした群衆が送り出され、聳え立つ教会の尖塔やミナレットからは、祈りに跪く敬虔な信者の頭上に憎しみのメッセージが流されてきた。あまりにも長きにわたって、宗教は暴力を誘発し、紛争を煽ってきた。

しかし新しい連合が、さまざまな宗教の信者を糾合してこの流れを変えようとしている。つまり、真に宗教の違いを超えた国際社会の構築を求めて、「あなたの神」と「私の神」の間にある亀裂を、対話を通じて乗り越えようとしているのである。

|カンヌ映画祭|華々しさの陰で語られる人権問題

A scene from 'Timbuktu' by Abderrahmane Sissako【カンヌIPS=A・D・マッケンジー】

ここではオープニング作品の「グレース・オブ・モナコ―公妃の切り札」のことはいったん忘れた方がいい。今年の(第67回)カンヌ映画祭で最も注目された作品のいくつかは、人権や報道の自由について取り扱ったものだった。しかもこれらの作品は、監督たちが作品に込めた想いを視聴者に伝えたい一心で、資金・検閲・インフラ面での様々な困難を乗り越えて制作・出品に漕ぎつけたものである。

|米国|宗教的進歩主義が「未来への道」

"Nuns on the Bus" take their campaign around the country in 2012 lobbying for social justice reforms. Credit: Tvnewsbadge/cc by 2.0【ワシントンIPS=ミシェル・トゥロ】

米国政治における宗教の未来は、保守派よりもむしろ宗教的進歩派が担っている、と社会科学者らは言う。信仰を基盤にした運動が、社会正義を求める新たな運動に推進力を与えうる、というのだ。

ワシントンDCに本拠を置く米国のリベラル系シンクタンク「ブルッキングス研究所」の新たな報告書によると、現在の宗教的社会正義運動は、20世紀半ばの公民権運動の時期に比せられるという。

各宗派の指導者が共同で核廃絶を呼び掛け

Faith leaders gathered at the United States Peace Institute to solidify a common stance on nuclear disarmament. Credit: Courtesy of SGI【ワシントンIPS=ミシェル・トゥロ】

ニューヨークの国連本部で核不拡散条約(NPT)運用検討会議第3回準備委員会が翌週から開かれるのを前にして、世界の11の宗派から関係者含め100人以上の代表(宗教者、学術関係者、非政府団体関係者ら)が集い、世界の核兵器廃絶を目指す取り組みを強化することを誓い合った。

ワシントンDCのアメリカ平和研究所(USIP)に、仏教、キリスト教、ユダヤ教、イスラム教団体等を代表して参加した有力指導者らは、それぞれの教義によれば、核兵器による脅威は「受け入れがたく、廃絶されるべきである。」と述べた。

日本に本拠を構える仏教組織である創価学会インタナショナル(SGI)がこの宗教間シンポジウム「いかに変革を起こすか―宗教コミュニティーと核兵器の人道的影響」(4月24日)を主催した。

シリア内戦を「宗派間緊張」に変えるファトワ

【ロスアルトス(カリフォルニア)IPS=エマド・ミーケイ】

 

このところ、イランの支援を得たバシャール・アサド大統領の政府軍勢力が、シリア国民に残虐行為を行っており、反政府勢力を支援すべきと訴える声が、イスラム宗教家の間で高まっているが、中でもこうした抗議の先頭に立っているのが、サウジアラビアの聖職者らである。

 

6月14日、メッカ・聖モスクGrand Mosque)のサウジ・ショレイム導師が、すべてのイスラム教徒に対して、「あらゆる手段を通じて」シリアの反体制派とシリア内戦に巻き込まれた民間人を救うべき、との異例の呼びかけを行った。

|UAE|未公開のピカソの「貴婦人像」がルーブル美術館アブダビで公開へ

【アブダビWAM

 

パブロ・ピカソ作でこれまで未公開の「貴婦人像」がアラブ首長国連邦(UAE)のルーブル美術館アブダビで公開される。

ルーブル美術館アブダビ事務局によると、同作品は4月22日から7月20日までサアディーヤート島(ルーブル美術館、グッゲンハイム美術館、ザイード国立博物館の建設が進む芸術・文化地区)で開催される「美術館の誕生(
Birth of a Museum)」において初公開され、2015年のルーブル美術館アブダビの開館後は、永久保存される予定である。

|アルゼンチン|独裁政権に加担したカトリック教会への批判高まる


【ブエノスアイレスIPS=マルセラ・バレンテ】

アルゼンチンのホルヘ・マリオ・ベルゴリオ枢機卿がコンクラーベ(法王選挙)で第266代ローマ法王フランシスコに選出される中、本国では軍事独裁政権時代(1976~83)のカトリック教会に役割について、教会内部からも公然と批判が噴出してきている。

バチカンでベルゴリオ枢機卿の法王選出が発表されると、同氏が独裁政権に加担したのではないかとの疑惑報道が世界を駆け巡った。
アルゼンチンでは2005年に最高裁が軍政下の犯罪を不問とする特赦法に違憲判決を下して以来、人権侵害に関与したとされる容疑者を裁く公判が各地で開かれているが、この報道も、過去数十年に亘って賛否両論を呼びながら未解決のまま経過してきた独裁政権時代の「汚い戦争」にまつわる数々の疑惑の氷山の一角に過ぎない。


アルゼンチン司教会議は独裁政権時代の教会の対応について数か月前に謝罪と事実関係の究明を表明しているが、「貧者への選択肢を求める聖職者の会(Curas en la Opción por los Pobres)」「第三千年紀を求めるクリスチャンの会(Cristianos por el Tercer Milenio)」「解放の神学集団(Colectivo Teología de la Liberación)」などの団体は、こうした教会側の対応について、自己批判が足りないと批判を強めてきている。

|マリ|キリスト教徒もイスラム教徒も―「私たちは皆、テロリストの被害者だ」

Churches in Diabaly, central Mali, were looted and destroyed during the Islamist occupation. Credit: Marc-André Boisvert/IPS

【モプティ(マリ)IPS=マルク-アンドレ・ボワベール】

 

マリ中部のモプティにある福音教会の入り口では、ルーク・サガラ神父が日曜の集会を執り行う中、兵士らが戸口の両脇を固めていた。

こうしたマリ政府軍兵士の存在は、この街が僅か3週間程前まで、シャーリア法を適用しようとする反政府イスラム過激派集団によって占領されていたという事実を物語っている。

サガラ神父はIPSの取材に対して「今は安全です。フランスが介入したので、もうイスラム教徒が私たちを攻撃することはないと思っています。」と述べた。

震災・津波瓦礫と闘う日本

【仙台IDN=ラメシュ・ジャウラ、浅霧勝浩】

 

福島原発事故は、エネルギー政策再考に向けていまいちど人々の目を呼び覚まさせた。他方、日本の北東部である東北地方を襲った巨大地震・津波は、苦痛と苦難の傷を残しただけではなく、絶望を乗り越え、自らの苦悶を強さに変えようとする被災者のあくなき闘志をも引き出した。

9月の最終週、IDNIPSジャパンは、近親者や家庭、職場を巨大な津波で失った悲しみにめげることなく、地域の再建に向けて努力する老若男女の姿を目の当たりにした。