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INPS JAPAN   IDN-InDepthNews - UN INSIDER
|ギニア|人口|戦火で荒廃した地域への支援、先行き不透明

【コナクリIPS=サリオウ・サム】

 

ギニア南部は従来穀倉地帯として余剰作物を国内のみならず近隣諸国に輸出していた。また、クーデター、内戦等を逃れてきた隣国の難民(シエラ・レオーネ、リベリア、アイボリーコースト)も受入れてきた、ところが2000年、この南部地方をシエラ・レオーネの反乱軍革命統一戦線(RUF)、政府軍の逃亡兵等(シエラ・レオーネ政府軍も攻撃に参加したと言われている)が襲撃し、外国人難民と共に地元ギニア人も多くが家屋を失い、人道上危機的な状況に追い込まれた。

多くのギニア人は多国籍の難民を抱えていることで国際社会の注目と支援を期待したが、支援表明とは裏腹に、支援物資がなかなか実現しない事態が続いている。一方、一部地域では困難に直面している難民のホスト国である地元ギニアの人々より、近隣諸国から非難してきた外国人難民の方が援助物資支援によって生活レベルが向上するなど逆転現象が起こっており、現地における難民・住民間の火種の原因となっている。内外の政情不安に翻弄されるギニア南部の現状を報告する。

翻訳/サマリー=IPS Japan浅霧勝浩

 

 

|開発|アフリカの「新たな希望」、権威ある賞を獲得

【ブリュッセルIPS=ステファイニア・ビアンキ

 

今年のボールドウィン国王国際開発賞(南半球で開発分野で著しい貢献のあった、或は、先進工業国と途上国の連帯強化に功績のあった個人/団体に贈られる賞で、隔年で実施:IPSJ)の受賞者Ousmane Syは、彼の故国マリで実施した住民参加型の地方分権プログラムが高く評価された。

(伝統的な長老ネットワークを駆使して1万1000村落における地方自治体構想へのコンセンサスを獲得し、自治体数を1993年の13から2005年の703に拡大)この手法は、Good Governance(健全な統治体制)の問題を抱え開発が停滞している多くの他のアフリカ諸国にとって「新たな希望」として注目を浴びている。(原文へ

翻訳/サマリー=IPS Japan浅霧勝浩

|教育|イラク高等教育復興への国際支援が強く求められる

【国連IPS=タリフ・ディーン】

 

国際連合は、「イラクの高等教育機関の置かれている惨状は大学6校中5校が破壊されているというものであり、このまま放置しておけば戦争で痛めつけられたイラク復興の努力そのものを台無しにしてしまいかねない。」として、世界各国の政府及び教育者に対し、深刻な状況にあるイラク高等教育機関の復興支援に立ち上がるよう呼びかけている。

2003年に米国主導のイラク侵攻・占領が開始されてからイラク高等教育施設の84%が消失、略奪、破壊された。一方、国連児童基金(UNICEF)は、教育インフラの荒廃の背景に、今回のイラク戦争を含む3つの戦争(湾岸戦争、イランーイラク戦争)及び1990年から2003年まで続いた国連の経済制裁を挙げている。(原文へ

翻訳/サマリー=IPS Japan浅霧勝浩

|アフリカ|ミレニアム目標はそう遠くにある訳ではない

【ベルリンIPS】「先進国の人々は『サブサハラ・アフリカの風刺画(が示すステレオタイプ)』を捨て去り、代わってミレニアム開発目標に向けた実質的な成果を認め、支援する必要がある。」と、ミレニアムキャンペーンのエヴェリン・ハーフケンズは先週ベルリンのIPS地域センターで開催された会合で発言した。


ハーフケンズは、ミレニアム開発目標(MDGsの殆どが達成されていないとの批判に対して、サブサハラ・アフリカ諸国における同目標に向けた具体的な自助努力の成功例(ウガンダのHIV/AIDS抑制の成功、10カ国が全員就学目標達成コースにあること等)を挙げながら、先進諸国の一層の開発支援の重要性を訴えた。ハーフケンズは言う、「私達は、貧困に終止符を打つことが出来る最初の世代なのです。従って、私達はこの機会を捉えることを拒否すべきではない。」(原文へ

翻訳/サマリー=IPS Japan浅霧勝浩

 

 

|エジプト|旅行者がエジプト経済の生命線を維持している

カイロIPS=アダム・モロー

 

4月7日にカイロ市内の歴史地区アル・アザールで外国人を標的としたテロ事件(3人が死亡)が勃発し、ホテル、旅行代理店関係者は1997年の「ルクソールの悪夢」(日本人を含む58人の外国人観光客が殺されエジプト観光産業が壊滅的なダメージを受けた:IPSJ)の再来を心配したが、今回はテロ組織との関連がない個人による偶発的な事件として処理されたことで大事には至らなかった。

エジプトは、混迷を深める中東情勢をよそに2004年には史上最多の810万人(前年比34%増)の観光客が訪れるなど、未曾有の観光ブームに沸きかえっている。しかし、もし今回のようなテロ事件が組織との関与のもと、あるいは連続して起きるようなことがあれば、エジプト経済は瞬時にして致命的な打撃を蒙ることとなる。

翻訳/サマリー=IPS Japan浅霧勝浩

 

|モロッコ|スラム街から「セメント-ゲットー」に

【カサブランカIPS=アブデラヒム・エル・オウアリ】

 

過去に起こった悲劇(1981年のパンを求めるスラムのデモ群集に警官・軍隊が発砲、多くを虐殺した事件、2003年5月にカサブランカの金融中心街で起こったスラム出身者による自爆テロ)が、モロッコのスラムの抱える諸問題を浮き彫りにしているが、「モロッコ政府のスラム対策は依然として不十分なものである」と専門家は語る。貧困層の世帯を、従来のスラムから新しいが粗末な作りの建物に集団移転させることが、必ずしも貧民層の中で醸成されてきた緊張関係を解消することにはならないだろう。