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スーダンの貧しい露天商

【ハルツームIPS=ノエル・キング】

 

スジー・ベルナルドは、夜明けとともにスーダンの首都ハルツームの路上で飲み物を売り始める。地方のスラムからバスに揺られやって来て、40度を超える気温の中で、釜を炊いて茶を売る。

ハルツーム露天商の多くは内戦避難民で、スーダンの影の経済の一部を構成している。しかし、商いをするには許可証が必要だ。ベルナルドは、「5人の子供と病気の夫を養うため商売をしているので許可証が買えず、既に3回逮捕された」と言う。

1日に何度も警察が見回りに来ては、笛を吹き警棒を振り回し違反者を取り締まる。運が悪ければ逮捕され、商品は没収される。スーダン女性組合のシデカ・ワシは、「スーダンは古いイスラム文化に支配されており、女性が外で男性客と話しをするのは罪悪であるため、女性露天商ほど警察の標的になりやすい」と言う。また、「逮捕された女性の中には、刑務所で強姦されたと訴える者もいる」と言う。

 
警察側は、取り締まりは上官付きのグループで行っており、訴えは事実無根と主張。「女性逮捕者が目立つとすれば、イスラムの教えに反し、地酒や薬物を売っているため」と説明している。

スーダン開発協会のモハメド部長は、「まずは1日25セントの営業証明書を買うこと」と言うが、問題はそれだけではない。ハルツームは現在投資ブームに沸いており、舗装道路、住宅、オフィスビルの建設が進んでいる。当局は、町の景観向上のため、徐々にではあるが露天商の追い出しを始めている。(政府は1ヶ月前に、難民露天商に対し、より大きな市場で商いを行うための営業証明発行を禁止する法律を可決している。)都市近代化により生活の糧を失いつつあるスーダンの貧しい露天商について報告する。(原文へ

翻訳/サマリー=IPSapan 浅霧勝浩

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