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INPS JAPAN   IDN-InDepthNews - UN INSIDER
|環境|フリーマーケットは森林破壊を防げるか

Image: Amazon forest landscape. Credit: Ecuador Government【ブルックリン、カナダIPS=ステファン・リーヒー】

熱帯林が二酸化炭素を蓄積し、地球温暖化を抑制する能力は、牧草地や材木としての価値より大きい。熱帯に位置する国々の森林保護のために、豊かな国々は資金を提供すべきだと世界銀行は論じる。

しかし、森林破壊の抑制も大切だが、いわゆる炭素取引制度は誤った取り組みであり、実施方法も複雑すぎると警鐘を鳴らす環境活動家もいる。

世界の熱帯林は1950年代より10年ごとに5%の割合で縮小している。過去5年間でフランスの面積に匹敵する5,000万ヘクタール以上の熱帯林が消滅した。森林破壊は生物多様性やエコシステムの破壊という悪影響を生むだけでなく、気候変動をもたらす温室効果ガス(GHGs)の人為的排出の主要因ともなる。

水不足は国境を越える

【ワシントンIPS=レスター・R・ブラウン】

水不足は従来、地域に限定された問題であった。水の需要と供給を調整するのは、一国の政府の役割だった。今、その性格が変わりつつある。国際的な穀物取引の形で水不足問題は国境を超えている。

1トンの穀物を生産するには水1,000トンが必要となる。従って穀物を輸入することで、水を最も効率的に輸入することができる。実際に各国は穀物輸入をもって、水不足を補っている。同様に、穀物先物取引は、水の先物取引とも言うことができる。

地下水が減少すれば、穀物生産量は減る。世界最大の穀物生産国である中国も例外ではない。華北平原では過剰揚水が原因で浅い帯水層の枯渇が広がっている。農民は大深度の化石帯水層(氷河期に長い間かけて蓄えられた地下水:IPSJ)に頼らざるを得なくなっている。化石帯水層には水が補給されることはない。華北平原の一部では、地下300メートルの深さから水を汲み上げる小麦生産農家も出るようになった。

|メキシコ|環境|先住民活動家に対する闘いにまた新たな犠牲者がでる

【メキシコシティーIPS=ディエゴ・セバジョス】

 

メキシコ南西部のゲレロ州山岳地帯では非合法な森林伐採が野放し状態となっており、人工衛星写真資料を基に分析したグリーンピースによると1999年から2000年の期間だけをとっても、森林地帯226,203ヘクタールの内、じつに86,000ヘクタールもの森林が失われている。

この事態に、地元の先住民系の農民たち(Campesinos)が環境・森林保護を訴える活動を開始したが、不法伐採者による迫害(先日も9歳と20歳の兄弟が射殺されている。)に加えて、メキシコ軍及び警察当局も、不法伐採者ではなく、森林を保護しようとする農民たちの逮捕、拘束を行っているのが現状である。無法地帯と化しているゲレロ州山岳地帯の現状を報告する。(原文へ

翻訳/サマリー=IPS Japan浅霧勝浩

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|生物多様性|危機に直面しているケニアの森

|インド|生物多様性|地域住民の森への権利を認めることが虎を絶滅から救うこととなる

【ニューデリーIPS=ランジット・デブラジ】

 

「インドに生息する虎は危機的な状況にあり(100年前の47,000頭から3,700頭に減少)、虎の生息地域である森林保護地域周辺のコミュニティー住民を虎の保護政策にどのように関与させるかが重要な課題である」とマンモハン・シン首相が設立したタイガータスクフォースは報告した。

虎の生息数減少の背景には、最近の環境・森林省の決定(森林保護区周辺住民が伝統的に保持してきた森からできる生産物を収穫する権利を否定された)で、約400万人が生計のほとんどの手段を奪われ、その怒りを(森林同様に保護されている)虎にぶつける事件が頻発していることや、虎の毛皮や各部位(漢方薬として使用)に対する中国・チベットにおける需要が高まり、ネパール経由で中国・チベットへの密輸が活発になっている背景が指摘された。絶滅の危機に瀕している虎の保護を巡る諸議論を報告する。(原文へ

翻訳/サマリー=IPS Japan浅霧勝浩


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|ベトナム|生物多様性|乱獲で危機に直面するベトナムの水産資源

生物多様性|危機に直面しているケニアの森

【ナイロビIPS=ジョイス・ムラマ】

多くの人々にとってケニアというと、マサイマラの果てしない草原が広がり、野生動物の宝庫というイメージがあるが、驚くかもしれないが、ケニアには170万haにも及ぶ原生林があり、しかも重大な危機に直面している。

貧困層の森への侵食、非合法な商業木材伐採により森林破壊が進み生物多様性が失われている中で、環境保護団体(Green belt movement)はケニア政府に対して、コミュニティーを動員した植林作業を通じて生物多様性の保護を図っていくよう求めている。ケニアにおける原生林保護を巡る諸議論と5月22日にひかえた国際生物多様性デー(今年のテーマは「生物多様性は生命にとって生命保険そのものである」)について報告する。(原文へ

翻訳/サマリー=IPS Japan浅霧勝浩

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|環境|物に溢れる世界に潜む多くの問題

 

【ワシントンIPS=アビッド・アスラム

 

Worldwatch Instituteは、世界の資源消費とそれが人類及び地球に及ぼす影響を分析した報告書「Vital Signs 2005」を発表し、今日の国際社会が物質的な豊かさを求めてかつてない勢いで資源を消費し、環境破壊、貧富の格差を拡大させる一方、(それを是正するための国際開発協力よりもむしろ)軍事・安全保障予算を大幅に増大させている現状を明らかにした。

好調な経済成長を背景に2003年には世界の二酸化炭素排出増加量の半分を一国で占めた中国や、世界の石油消費量の4分の1を、世界人口の5%に過ぎない国民が一国で消費している米国の事例などを挙げながら、危機的な状況に直面している世界の現状を報告する。(原文へ

翻訳/サマリー=IPS Japan浅霧勝浩