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INPS JAPAN   IDN-InDepthNews - UN INSIDER

|米国|予期せぬテロリストの帰国がもたらした波紋

【ワシントンIPS=ジム・ローブ】

 

元米国中央情報局(CIA)の元エージェント(80年代にCIAが中米ニカラグアで展開したコントラ反乱軍の供給に従事)で、1976年のキューバ民間機爆破事件の首謀者と目されているテロリスト(10代のキューバフェンシングチーム代表を含む73人の乗客が死亡)ルイス・ポサダが、突然、米国のフロリダ州南部に舞い戻ってきたとの報道が流れて6週間になる。

(ポサダは2000年、パナマ訪問中のカストロ・キューバ首相の暗殺を企てた容疑で懲役8年の有罪判決を受けたが、昨年9月の突然のパナマ大統領の恩赦でホンジュラスに逃れていた)。

ポサダの弁護士によると同氏は米国への亡命を要請しているとのことだが、ブッシュ政権はポサダの入国の事実は確認していないとしている。一方、ベネズエラ最高裁(ポサダは1976年のキューバ民間機爆破後、ベネズエラで逮捕された)は、ポサダを同事件の主犯或いは共犯格の容疑者として、裁判のため身柄の引渡しを米政府に要求している(ベネズエラのチャベス政権との関係が悪化しているブッシュ政権が引き渡し要求にどのように応じるかは未定である)。

また、米国内で市民団体National Security Archive(NSA)が、機密解除となったポサダのテロリストとしての過去とCIAとの関係を記した文書を公開する中、テロとの戦いを標榜してきたブッシュ政権は思わぬところから突然現れた招かれざる客の取り扱いに苦慮している。突然、米国に現れた元CIAテロリストを取巻く諸議論を報告する。(原文へ

翻訳/サマリー=IPS Japan浅霧勝浩