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INPS JAPAN   IDN-InDepthNews - UN INSIDER
|イラク|本|「マーク19で女性を粉々に吹き飛ばした」

【テキサス州マルファIPS=ダール・ジャマイル】

 

イラクで米軍が何をしているか、イラク人以外で一番よく知っている米兵自身がイラクに米軍がもたらした惨状について赤裸々に語った本が、16日にヘイマーケット・ブックスから出版された。「Winter Soldier Iraq and Afghanistan: Eyewitness Accounts of the Occupation(イラクとアフガニスタンの冬の兵士:占領の目撃証言)」というこの作品には米軍がイラクと米兵に何をしたかが、衝撃的、歴史的記録として記されている。

反戦するイラク帰還兵(IVAW)とジャーナリストのアーロン・グランツ氏による著作は、メリーランド州シルバースプリングで今年3月に開催されたIVAWの公聴会に基づいている。イラクに3度派遣された米海兵隊のジェイソン・ワッシュバーン伍長は、「大きな荷物を抱えて突進してきた女性をマーク19(自動擲弾発射筒)で粉々に吹き飛ばしたが、実は荷物の中身は我々への差し入れの食べ物だった」と証言した。

|ラオス|CIAによるラオス「秘密戦争」が映画に

【プノンペンINPS=アンドリュー・ネット】

1960年代から70年代はじめにかけ、米中央情報局(CIA)はラオスで共産ゲリラとの戦闘に秘密作戦を展開、「秘密戦争」として知られる。そしてその秘密戦争でもっとも秘密とされる場所が元CIA空軍基地ロンチェンである。ロンチェンは今なお立ち入り禁止のままだ。

その秘密戦争について、今年後半、欧州で新作映画「The Most Secret Place on Earth」(地球上もっとも秘密な場所)が公開される。

|アルゼンチン|元軍事政権高官に自宅監禁認めず

 

【ブエノスアイレスIPS=マルセラ・バレンテ】 

 

1976-1983年の独裁政治下で陸軍総司令官だったルチアーノ・ベンジャミン・メネンデス(81)は、数多くの容疑のうち、革命労働者党のメンバー4人に対する誘拐、拷問、殺人の罪(1977年)で、この木曜日コルドバ州裁判所から、終身刑を言い渡された。さらに、通常この年令の受刑者に認められる自宅監禁は許されなかった。

法廷の内外には多数の人々が押し寄せ、強制失踪させられ死亡した家族の写真をかざし、「殺人者!」と叫んでいた。判決を聞くと彼らは、涙を流し歓喜した。人権団体によると、独裁政権下で3万人が強制失踪の被害に遭っている。

|スーダン|ICCの告訴がもたらす希望と不安

 

【ナイロビIPS=ナジュム・ムシュタク】 

 

国際刑事裁判所(ICC)がスーダンのバシール大統領を戦争犯罪、人道に反する罪、大量虐殺で告訴したことは、ダルフールの人権活動家を大きく勇気づける一方で、スーダン政府の反発による事態の悪化も懸念されている。

国連安全保障理事会の常任理事国の意見は分かれ、バシール大統領が早々に裁判に引き出される可能性は低いものとみられる。だがスーダン議会はバシール大統領の取り巻きが占め、司法は公正な裁判を行えず、国際社会はダルフールを無視してきた状況の中、ダルフールの人々は苦しみが国際社会に認知されたことに意味を見出している。

|カンボジア|ようやく始まるクメール・ルージュ「キリング・フィールド」裁判

 

【プノンペンIPS=アンドリュー・ネット】

裁判の開始は、法廷の遅れと不必要な官僚主義に対するとりわけカンボジア人からの批判を鎮めるのに大いに役立つだろう。こうした批判が、裁判の開始と公正なプロセスを求める圧力となってきた。

もうひとつ、被告人5人の健康も圧力となっている。全員が年老いており、多くの国民が公正な裁きが下される前に彼らが死亡することをおそれている。

|ポーランド|前政権による情報機関濫用を正す

【プラハIPS=ゾルタン・ドゥジジン】

 

ポーランドでは右派「法と正義(PiS)」のヤロスワフ・カチンスキ前政権によるイデオロギーおよび政治的目的のための情報機関の濫用によって、諜報活動が完全な混乱に陥っている。

昨年10月の総選挙で政権を奪ったリベラル「市民プラットフォーム」のドナルド・トゥスク首相は、情報機関の徹底改革を進める意向であり、検察官および調査委員会が各種情報機関における権力濫用の調査を進めている。


情報機関は、党利党略への対応、文書偽造、機密情報の漏洩、盗聴装置の濫用、腐敗汚職への誘惑、内規違反などを非難されている。

|米国|拷問の合法化(クミ・ナイドゥー)

IPSコラム=クミ・ナイドゥー】

 

ブッシュ米大統領は、拷問を違法化した法案に拒否権を発動することによって、テロ容疑者に対する拷問を事実上容認することになった。

拒否権が発動された法案は「2008年諜報認可法」である。この法案が成立すれば、中央情報局(CIA)を含むすべての政府機関が行う取調べに対して軍の野外教範(Field Manual)が適用されるはずであった。この教範は、水責めなどの拷問を禁じ、一定の合法的な取調べ手法を定めている。


大統領によるこの決定は、CIAのヘイデン長官がテロ容疑者などに対して水責めの手法を用いていることを認めた直後になされた。また、2004年には、イラクのアブグレイブ刑務所における収容者への人権侵害も明らかになっていた。


国家による拷問はたとえばアパルトヘイト時代の南アフリカでも行われていたが、南アですら拷問を行っていることを公式に認めようとはしなかった。

|フランス|アフリカの独裁者との腐敗した関係に新たな疑惑

 

【パリIPS=ジュリオ・ゴドイ】

 

フランス各地で汚職事件が問題になる中、クシュネル仏外相がアフリカの独裁者とのビジネスに自らの立場を不当に利用した疑惑が起きた。クシュネル外相を告発したのはジャーナリストのP. ペアン氏による、「Le Monde selon KKによる世界)」という著作である。

この作品によると、クシュネル外相が共同所有し、政策助言業務を行っているIMEDIA 社とアフリカン・ステップス社が、腐敗した独裁者が統治するガボンとコンゴ共和国の政府との有利な契約を得たのは、同外相が医療協力組織の代表を務めていた時だった。ガボンのボンゴ大統領とコンゴのドニ・サスヌゲソ大統領は姻戚関係にある。


ペアン氏は両アフリカ政府の公式文書によると460万ユーロがクシュネル外相の関与する二社に医療部門のコンサルタント料金として支払われたと主張し、助言は違法ではないが、同外相が当時アフリカ諸国に医療協力を行うEstherの代表を務めていたこと、最後の支払い時には外相に就任していたことを問題としている。

|映画|歪んだレンズで描かれる1982年の虐殺事件

 

【ワシントンIPS=アリ・ガリブ】

 

アカデミー賞外国語映画部門に正式ノミネートされているイスラエルのドキュメンタリー・フィルム「バシールとのワルツ」が米国で拡大上映されている。同映画は、1982年西ベイルートで起こったサブラ・シャティラ虐殺に関係したイスラエル国防軍(IDF)兵士の心的外傷後ストレス障害を描いている。

最初のシーンは歯をむいて唸りながら道路をかける26頭の犬。彼らは、同映画の製作者アリ・フォルマンの友人で元IDF兵士ボアズ・レイン・ブスキラが1人たばこを吸っているバルコニーの下に集まって来る。

|カンボジア|クメール・ルージュ大量虐殺裁判始まる

【バンコクIPS=マルワアン・マカン・マルカール】

カンボジア
裁判所特別法廷(ECCC)は7月18日、長らく待たれていたクメール・ルージュ大量虐殺事件裁判の被告5人の名前を提出した。クメール・ルージュは、国民の1/4に当たる170万人を殺害したといわれる。

シエラレオーネ特別戦争犯罪裁判で弁護側顧問を務めた英国のルパート・スキルベック氏は、「大量虐殺は、国籍、人種、宗教を理由とした民族破壊のための暴力行為と定義されているが、政治的理由から人々を殺害したカンボジアの場合は違う」と語っている。