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米国への移民、ようやく暗いトンネルから抜け出せるか?

 

【メキシコシティIPS=ディエゴ・セバージョス】
 
「私たちは喜んでいます。もっとも、権利を持った市民として認められるまで、圧力を弱めることはできませんが」。そう語るのは、サンディエゴの移民団体「国境の天使たち」の代表を務めるエンリケ・モロネスさんだ。

3月27日、米上院司法委員会は、1000万人以上にも及ぶ不法滞在移民を合法化し、年間約40万人の一時滞在労働者(ゲスト・ワーカー)にビザを与えることを認めた法案を可決した。

 
これが上院本会議で可決されれば、次は下院へ送られることになる。しかし、下院は、昨年12月、メキシコ国境へのフェンス設置等を定めた厳罰主義的な移民法案を可決しており、調整は難航するものと思われる。

上院司法委での可決直前には、米全土で移民たちが街に繰り出し前例のない規模でデモ活動を行なった。メキシコのビセンテ・フォックス大統領もこうした活動をほめたたえている。また、同じくメキシコのデルベス外相も、上院での可決を歓迎する声明を出した。

フォックス大統領は、3月31日に北米自由貿易協定(NAFTA)関連で米・加・メキシコの首脳が集まる機会に米国のジョージ・W・ブッシュ大統領と面会し、移民改革の重要性を訴える予定だ。

しかし、移民の活動家の中にはフォックス大統領は弱腰だとの声もある。「イモカリー労働者連合」の代表でもあり、2004年に「ロバート・ケネディ人権賞」を受賞したルーカス・ベニテスさんもそうした意見を持つひとりだ。「先週末の大行進は、私たちが眠れる巨人であり、しかし、いまこうして目覚め、これまでの過酷な取扱われように怒っていることを思い起こさせたのだ。」


「国境の天使たち」を初めとした数団体は、4月10日にも次の大きな行動を予定していると発表した。「それがデモになるか、ストになるか、それとも断食になるかはわからない」、そうモラレスさんは語った。

米国の包括的移民政策に対する移民や活動家たちの反応を報告する。(原文へ

翻訳/サマリー=IPS Japan

IPS
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