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INPS JAPAN   IDN-InDepthNews - UN INSIDER

|ネパール|過激な政治活動に走る若者たち

 

【カトマンズIPS=リタ・マンチャンダ】

 

ネパールでは、脅迫や暴力、道路封鎖、寄付の強制などマオイスト派の青年組織、ネパール共産主義青年連盟(Youth Communist League: YCL)による過激な行動が問題化しているが、プスパ・カマル・ダハル(プラチャンダ)首相は「YCLの存在があったからこそ和平プロセスが進展した」と、YCLの解体には消極的だ。

YCL
は包括的和平合意の成立した2006年11月に誕生。人民解放軍(PLA)は国軍に統合されることが決まったものの、実際には一部のPLA正規兵がYCLに異動したとされている。これによりYCLは50万もの兵力を得ることになった。

 
一方、これらYCLの蛮行を阻止しようとネパール統一共産党(UML)も青年組織(Youth Force: YF)を設立。現在、YCLYFの衝突が国内で頻発している。2つの左派若手組織の間で緊張が高まる中、今月2日にはハイレベル調整委員会を発足し、治安問題の打開に向けた協議が始まることになった。


しかし、ネパールが抱える問題は根深い。「和平合意が『非軍事化』に繋がるとは限らない。ネパールでは新たな軍事化が進行しつつある」。国際シンクタンクSouth Asia Policy StudiesSridhar Khatri教授は、治安維持のためには法整備が急務であると主張した。


マオイストの躍進を見せ付けた今年4月の制憲議会選挙では、有権者への脅迫や選挙運動妨害といったYCLの暴力行為が選挙結果に影響を及ぼしたと見られている。UMLRaghuji Pant氏は「次の選挙ではYCLに不正をさせない」と断言。YFの代表Mahesh Basnet氏は「我々はYCLの脅しや暴力行為を抑止できる」と述べた。ネパールで勢力を拡大する左派青年組織について報告する。


翻訳/サマリー=
IPS Japan

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