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|核兵器・米国|アラブ首長国紙、オバマ大統領は創造的かつ大胆で勇気があると評論

【シャルジャWAM

 

アラブ首長国(UAE)日刊紙は4月7日、オバマ大統領は米国主導の核兵器廃絶を訴え、またも国際社会を驚かせたと述べた。

ガルフ・トゥデー紙は、4月7日付社説で「対話による紛争および意見相違の解決という米外交政策の新機軸を打ち出したオバマ大統領は、これまでに存在した最も創造的かつ勇気あるリーダーの1人である」と評論した。


同紙は言う。「オバマ氏は4月5日、現存する数千の核兵器を冷戦が残した最も危険な遺産と称し、私は核のない平和で安全な世界の実現へ向けた米国のコミットメントを確約すると明言した。大統領は、自らが求める核兵器放棄は全世界的なあるいは完全廃止の努力でなければならないことを明確にすると共に、その証として来年内に核兵器を議題とする首脳会議を主催する旨約束した。

 
同氏は、いかにして目標を達成するかについて詳細は明らかにしなかったが、不可思議な歴史の転換の中で、核戦争の脅威は減少したが核攻撃の危険は拡大しているとの認識を明らかにした。実際、核の脅威に対する国際的関心はいまだ高く、多くの専門家がこの問題について評論している。


しかし、(同問題について)5日のオバマ発言のように率直に語る政治リーダーはいないだろう。日本の1945年の経験でもわかる様に同問題の微妙さ故に、オバマ大統領の発案は歴史に残るものとなろう。


世界が核兵器の廃絶に成功することはなかろう。しかし同時に、世界の核工廠を大幅に削減する計画は科学者及び良識ある政治家、外交官からの支持を引き出すかも知れない。


5日のスピーチでオバマ氏は、イスラエルの核兵器とイランの核計画が重要問題となっている中東には言及しなかった。しかし、全体的脈絡から、オバマ氏がイラン、イスラエルそれぞれに対し現在のアラブ・イスラエル紛争に深く関係している核計画と核武装の放棄を求めているのはほぼ確実である。


オバマ氏は、
核不拡散条約(NPTの強化を約束した際に、国際監視により多くのリソースと権限を提供すること、条約違反国に対し具体的かつ迅速な結論を要求することで、イスラエルをリストに加えずにはいられなかった。

オバマ氏は1月の大統領就任以来戦略転換の一連のシグナルを発し続けており、イスラエルがこの暗黙の警告を見逃すことはなかろう」ガルフ・トゥデー紙は、「イスラエルが、米国の最も信頼できる戦略パートナーとしての神聖な地位を揺るがす戦略転換の脅威にどう対処するかは定かではない」と結んでいる。


翻訳=IPS Japan 浅霧勝浩



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