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|UAE|イスラム教徒は、ラマダン明け(イド)の日を決める手段として科学的方法を用いるべきだ

【アブダビWAM

 

世界のイスラム教徒は、そろそろ人類が成し遂げてきた21世紀の英知を受け入れる時にきている。
 
ラマダン明けの日(今年は8月7日に終了、8日から祝祭期間開始)については、今日では科学的に随分前もって正確な日を特定できるようになっており、イスラム教徒はこうした科学的手法を採用すべきである。

 

「各国で長老らが三日月を裸眼で観察してラマダン明けの日を確認する(=ウルヤ)手法は、今から1000年以上前の預言者ムハンマド(570頃~632)の時代に既存知識を結集して編み出されたもので、当時としては理にかなっていたといえよう。しかし、当時の唯一の移動手段は馬かラクダで、通信手段もこうした騎乗のメッセンジャーを通じた手紙の交信(相手に届くまでに数日から数か月を要した)に限定されていた。」とアラブ首長国連邦(UAE)の英字日刊紙ガルフ・ニュース紙が8月8日付の論説の中で報じた。


「しかし世界は当時からは大きく様変わりしており、イスラム教徒も今日では、車・航空機・船舶で移動し、通信手段にインターネットをはじめ、携帯電話、電子メール、インスタントメッセージを利用するようになっている。また今日イスラム諸国には、最先端の病院、学術施設、巨大な商社、そして最も先進的な都市を見ることができる。」

 

「すなわち、今日ではいつラマダン明けの三日月が登るのかを科学的に正確に計測し、直ちに世界中に知らせることが技術的に可能である。そして、そうしたからといって、イスラム教徒としてのあるべき姿になんら悪影響が及ぶものではない。むしろ、ビジネスや休暇日程が立てられず、生活に不必要な支障をきたしている今日の問題を解決することになるだろう。」

 

「科学的手法を採用することでイスラム世界におけるイドを1つに統一することが可能となる。イスラム諸国は、そろそろラマダンの開始と終わり(=イド)を、こうした方法で同じ日に祝えるよう、統一を図るべきである。もしイスラム諸国が、イスラム教の重要な年間行事であるラマダンやイドについて、統一した対応ができないならば、イスラム世界における紛争にどうして終止符を打つことができるだろうか?」

 

「ラマダンのはじめと終わりの日を科学的な観測に基づいて統一することは、イスラム教を傷つけるものではなく、むしろ神の祝福である。イスラム諸国は旧来の手法に終止符を打ち、21世紀の時代に即した観測方法を受け入れる時にきている。」とガルフ・ニュース紙は結論付けた。(原文へ

 

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