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INPS JAPAN   IDN-InDepthNews - UN INSIDER

レバノンの激震に動揺広がるシリア

 

【ダマスカスIPS=ダール・ジャマイル】

イスラエルとレバノンの民兵組織ヒズボラとの報復合戦が激化する中、シリアの人々はイスラエルのレバノン空爆に怒りを向けている。

「ガザ、西岸そして今はシリアでのイスラエルの行動を非難しないシリア人は見つからないだろう」とIPSの取材に応えて語ったのは、60歳の元ジャーナリストで広告コンサルタントのIbrahim Yakhour氏だ。彼は、シリアの政党はこの30年間中東の平和的政治プロセスを呼びかけてきたが、「人々が侮辱され、攻撃され、殺害されれば、過激な反応が起き、政治的プロセスは阻害される」と述べた。

 
ダマスカスの人々は、また、地域戦争がシリアにも広がることを恐れている。45歳の文芸評論家Emad Huria氏は、「今や地域全域が巻き込まれている。すべてのアラブ人はイスラエルのレバノン侵攻に非難の声を上げるべきだ」と述べた。

ダマスカス市内の時計店に働く35歳のMaher Skandyran氏は、「イスラエルに収監されているパレスチナ人の95%は女性や子どもを含む罪のない一般市民だ。これについてもの言う人はいない。しかしイスラエル兵3人が拘束されたら、これは重大犯罪で、皆が激怒している。これが正義なのか」と言い、イスラエルのダブルスタンダードに人々が憤慨しているのだと述べた。
 
 
55歳の商人Faez Ashoor氏はIPSの取材に応え、「今起きていることはすべて、イスラエル人がパレスチナに侵攻・占拠し、土地を奪取しているという重大問題を浮き彫りにしている。このような状況が終結すれば、平和が訪れる」と述べ、レバノン問題の根はパレスチナの占領にあると示唆した。

さらには怒りを必然的に米国に向ける人もいる。ダマスカス市内で携帯電話販売店を経営する26歳のHamad al-Khatib氏は、「レバノン、イラク、パレスチナなど隣国への攻撃に憤慨している。イスラエルは国際法などおかまいなしだ。アメリカは平和な国だと思っていたが、女性や子どもを殺しているイスラエルを支持するアメリカをどう思えと言うのか」と語った。

6年ぶりのイスラエルのレバノン侵攻に、自らについても不安を深めているシリアの市民の声を報告する。(原文へ

翻訳/サマリー=IPS Japan

IPS
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