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|リビア|「リビア政治は歴史的に重要な分岐点にある」とUAE紙

【アブダビWAM

アラブ首長国連邦(UAE)の英字日刊紙は18日付の論説の中で、7日に実施されたリビア制憲(定数200)議会選挙結果について「リビアは歴史的に決定的な瞬間を迎えている。」と報じた。

「カダフィ前政権崩壊後にリビアが経験してきた紆余曲折を考えれば、今回の選挙を経てリビア議会が成立する見通しが立ったことは重要な一歩である。(新生議会は、議会発足と同時に解散する暫定統治機構「国民評議会」に代わって新首相を選任する予定:IPSJ.
政治プロセスが動き始めた今、焦点は国家再建と開発プロセスに向けられるべきである。」とガルフ・ニュース紙が報じた。


また同紙は、マフムード・ジブリール前暫定首相率いるリベラル派の「国民勢力連合(NFA)」が、政党に割り当てられた80議席中39議席を獲得し筆頭勢力になった点について、「NFAは、リビアが長年抱えてきた諸問題の解決を訴えてきた諸派の連合体である。今回の選挙結果を見る限り、『アラブの春』を経験した他の国々(エジプト、チュニジア)とは異なり、リビア国民は、イスラム原理主義勢力によるリーダーシップや同勢力が率いる連立政権を選択したのではないことは明らかだ。」と報じた。なお、イスラム原理主義組織ムスリム同胞団の「正義建設党」の獲得議席は17議席にとどまった。

 
また同紙は、「新政権誕生までには、(議席数が全体の2割に留まっている)NFAをはじめとする様々な政党が、過半数勢力を目指して、定数の6割を占める無所属議員の囲い込みや連携を模索する動きが活発化するだろう」と指摘し、「リビアが、リベラル派勢力が優位を占める国になるかどうかは、議会内の勢力図の行方によって決まるだろう。」と報じた。

また同紙は、「女性候補は議会に30議席を獲得するなど健闘した。この結果、リビア議会200議席のうち16.5%を女性が占めることとなる。」と報じ、今回の選挙で女性候補が大きく躍進した点を伝えている。

「リビアの人々が成し遂げようとしていることにとって、次の一連の政治ステップが重要な役割を果たすことになるだろう。リビア国民は、これから国のインフラと未来を構築していく過程で、心を一つにして団結していく必要がある。」とガルフ・ニュースは結論付けた。(原文へ

翻訳=IPS Japan戸田千鶴

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