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INPS JAPAN   IDN-InDepthNews - UN INSIDER

|UAE|ビッグ・ハートキャンペーンの義捐金で、レバノンのシリア難民1万人に救命医療措置が可能に

 

【シャリジャWAM


国際社会が、シリアの化学兵器危機の行方を固唾をのんで見守る中、シリア国境外側の周辺国では、シリア難民をとりまくさらに深刻な大惨事の実態が明らかになってきている。帝王切開や女性の緊急出産、砲弾による惨たらしい傷など緊急の救命措置が必要な難民たちでさえ、多くが治療を受けられない惨状を呈しているのである。

 

この惨状を少しでも緩和しようと、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)エミネント・アドボケート(著名擁護者)のシェイカ・ジャワヘル・ビン・ムハンマド・アル・カシミ妃殿下が後援しているビッグ・ハートキャンペーンが300万ドル(約3億円)の寄付を行った。この寄付金は、最も深刻な状態にある難民6000人分の2次医療(救命手術を含む)、及び、治療可能な慢性疾患(ヘルニア、口唇裂、膀胱尿管逆流現象等)に苦しんでいる難民4000人分の治療に充てられる。

 

UNHCRは命の危機にさらされている難民の医療費の75%をカバーすべく全力を傾けているが、残り25%の医療負担さえ困難な難民が少なくなく、その結果中には、(他の医療サービスが受けられないようにするため)身分証明書を没収されて病院内に拘束されたり、人権や個性を奪われる事態も多発している。

UNHCR
レバノン事務所のニネッテ・ケリー代表は、今回のビッグ・ハートキャンペーンからの寄付は「最良のタイミングで届いた」と指摘したうえで、「私たちは限られた予算をどのように再分配するかという悲痛な選択を余儀なくされていました。この寄付によって、命の危機に瀕している患者や深刻な医療ニーズを抱えている患者合計10000人に対する支援が可能になります。」と語った。

今回の300万ドルの寄付は、シェイカ・ジャワヘル妃殿下が、レバノン、ヨルダン、イラク、そしてシリア国内に在住の数十万人のシリア難民に対して、支援を行っているキャンペーンの一環として実施されたものである。(原文へ

 

翻訳=IPS Japan

 

 

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