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INPS JAPAN   IDN-InDepthNews - UN INSIDER
食糧援助を求める北朝鮮

 

【ワシントンIPS=カンヤ・ダルメイダ】

 

1990年代、朝鮮民主主義人民共和国(DPRK)では、控えめに見積もっても約100万人が飢餓にあえいだ。今現在、同国は第二の食料危機の時代にはいりつつある。

今年の2月と3月、世界食糧計画(WFPは、国連食糧農業機関(FAO)、国際連合児童基金(UNICEF)とともに、北朝鮮全域において国民の栄養状況に関する調査を行った。3月末に発表された報告書(Rapid Food Security Assessment)によれば、現在、人口2200万人の北朝鮮で350万人が深刻な栄養不足にある。今年末までに食糧が完全に枯渇することが見込まれる中、人口の15%を上回る国民が飢える可能性があるという。

|南アジア|印パ間でバランスとる中国

 India-China Map

【ニューデリーIDN=クリーブ・バネルジー】

 

デビンデル・ムフタさんは、1962年10月に奇しくもキューバ危機と時期を同じくして中印間で戦争(ヒマラヤ地域の国境紛争が発展)が勃発した時、まだ20代であった。当時の多くのインド人がそうであったように、ムフタフさんや家族、友人も、中国軍の侵攻は、両国間の平和的関係構築に向けて努力しているインドに対する裏切りと映った。

それまでは、インドのジャワハルラール・ネルー首相と中国の周恩来総理が「Hindi-Chini bhai-bhai(インド人と中国人は兄弟)」というスローガンを度々強調していたことから、中印両国は協力しあって、東西いずれの陣営にも属さない非同盟運動を共に推進していけるという期待がインド国内で高まっていた。

しかしそうした期待は人民解放軍のインド侵攻で脆くも崩れ去った。米ソ率いる対立する2つのイデオロギー陣営が国際関係を規定する冷戦構造がもたらす影響は、当時生活の全てにまで及んでいた。

│インド│「英語の女神」に目を向けるダリット

The Goddess of English appears as a new deity. Credit: Chandra Bhan Prasad/IPS【ニューデリーIPS=ランジット・デブラジ】

数百年にも及ぶカースト制度の差別から逃れるため、インドのダリットが「英語の女神」に目を向けている。

「壊れた人々」を意味する被差別階級のダリットが、ウッタル・プラデシュ州(人口1億9000万人)ラキンプール・ケリに新しい寺院の建設を始めた。そこに建立される女神は、その姿がニューヨークの自由の女神によく似ている。ただし、手に持っているのは松明ではない。右手にはペン、左手には本を抱えている。

その上、ヒンズーの神は通常、蓮(ハス)の台座に立っていることが多いのだが、この女神はコンピューターの端末の上に立っている。ダリットが加わりたいと願う技術時代の象徴である。それは、ダリットを不可触賤民として特定の職業を強制、差別してきた遺制からの離脱を意味している。

日本の援助機関、中国、韓国との絆を強める

【東京IDN=特派員】

 

国際協力機構(JICA)は、緒方貞子理事長による4日間にわたる中国、韓国訪問を受けて中韓両国との2国間関係及び両国の主要機関との地球規模の開発協力関係強化に乗り出した。

日本政府は今回の緒方理事長による中国訪問から30年遡る1980年4月、中国に対する初の円借款を実施し、今日までに総計3兆6千億円(約400億ドル)の援助を実施してきた。

日本の対中国援助は当初は鉄道、港湾、発電所などの中国国内におけるインフラ整備に主眼が置かれたものだったが、後に環境保全を促進する援助も実施された。

|輸送と環境|紙と鉛筆があればできるエコ・プロジェクト(遠藤啓二)

【バンコクIDN=浅霧勝浩】

 

アジア・太平洋地域は、すでに世界最大の自動車保有数を誇っている。現在の流れが続けば、そのうちに欧州と北米の合計台数を上回るようになるだろう。

日本だけでも、1966年の812万台から2009年には7800万台にまで急増している。内訳は、自家用車54%、軽自動車34%、トラック8%である。残りはバイクとバスだ。

同時に、運送会社の数も伸びている。東京都トラック協会(東ト協)の遠藤啓二環境部長によれば、「現在日本には約6万の運送会社があり、1990年代からは50%増えた」という。遠藤氏の発言は、アジア22カ国の政府関係者と交通専門家が集まって8月23日から25日までバンコクで開催された「環境面から持続可能な交通政策に関する第5回地域フォーラム」でなされたものである。

|アフガニスタン|「国の富は国民のものである」とUAE紙

 

【アブダビWAM

 

「アフガニスタン国内で発見された手つかずの大規模な鉱床は、同国にとって両刃の剣となるかもしれない。報道された鉱床の規模は氷河の一角に過ぎないかもしれない、しかしこうした資源が、従来のアヘンに代わって、アフガン民衆、北大西洋条約機構(NATO)軍、タリバンを巻き込んだ新たな争いの火種となる可能性がある。」とアラブ首長国連邦(UAE)の日刊紙が報じた。

「米国防総省と米地質調査所( USGS )が6月14日に発表した推定約1兆ドル相当とされる鉄、銅、コバルト、金、リチウムの鉱床は驚異的な規模である。しかし、これらは数十年に亘って戦争、歴代政権による過酷な支配、腐敗、宗教的原理主義の下で辛酸をなめてきたアフガニスタンの民衆とその政府に属するものである。」

|人権|カンボジア|数十年の時を経てS-21刑務所の生存者が語る真実

 

Tuol Sleng is the former Tuol Svay Prey high school which was taken over by the Rode Khmer in 1975 and used by the special security service of Pol Pot. The building was used as a prison (S-21) and torture chamber. The prisoners were 【プノンペンIPS=ロバート・カーマイケル】

 

「私は手錠をかけられ床にうつ伏せになって横たわるよう命じられた。」と老人は裁判官に向かって証言した。

「看守たちは棒の束を持ってきて床に放り投げました。棒の束は床に落ると大きな音が響きました。そして好きな棒を選ぶように言ったのです。私は彼らに、『兄弟、たとえどれを選んでもその棒で私を殴るのだろう。それならどれにするかは君次第だよ。』と応えました。」

|オーストラリア|先住民族、建国記念日の変更を主張

【メルボルンIPS=スティーブン・デ・タルチンスキー】

 

オーストラリアは、シドニー湾に最初の移民船が到着しサウス・ウェールズ植民地を建設した1788年1月26日を建国記念日と定め、毎年盛大なイベントを催している。

これについて、先住民族の学者、作家、映画監督であるサム・ワトソン氏は、「先住民族アボリジニは、何故1月26日を建国記念日とするのか当惑してきた。その日は、長期にわたる植民地侵略の始まりの日、つまり大量殺戮、大量処刑、土地の収奪、今日まで続く民族破壊政策の始まりの日だ」と語る。

|アフガニスタン|グローバル危機、食糧暴動の引き金に

【カブールIPS=アナンド・ゴパル】

 

アフガニスタン全土で、食糧価格高騰による不満が燻っており、関係者は、このままでは数百万人が餓え、社会不安の引き金になるのではないかと危惧している。今年に入り、小麦の価格は約2倍に達した。米の価格も昨年既に38パーセント増加している。

東部の町ジャララバードでは今週、市民がカブールに通じる高速道路を封鎖し、政府に食料品の価格統制を要求する騒ぎが起こった。また北部のクンダズおよびカブール郊外では、商人達が小麦の盗難に悩まされている。

|中央アジア|イスラムを通じた近代化

【ワシントンIPS=ジョン・フェファー】

 

中央アジアの中心にあるフェルガナ盆地は、不安定性、武力紛争、イスラム原理主義でよく知られている。この人口の密集した山岳地域で国境を接している3共和国ウズベキスタン、タジキスタン、キルギスは、ソ連解体後、近代国家構築に苦心してきた。それはまさに激動のプロセスである。

タジキスタンでは1990年代、政治勢力間の紛争から内戦が勃発。キルギスでは2005年の「チューリップ革命」で独裁的指導者が失脚。2005年後半には、
ウズベキスタンのアンディジャン市で反政府暴動が発生、政府は数百人を殺害してデモを制圧した。その一方で、3国政府はいずれも、ヒズブ・タフリール(解放党)やウズベキスタン・イスラム運動などのイスラム原理主義過激派に対し行動を起こしてきた。最近では、ウズベキスタンのコカンドにおいて新たなグループ「ブラック・ターバン」の組織化が報道されている。