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INPS JAPAN   IDN-InDepthNews - UN INSIDER
「性の健康」に関するサービスの普及を図るネパールの若者たち

Youths of Rocket and Space group in Kathmandu brainstorm on how to make their presentations on Sexual and Reproductive Rights more effective. Credit: Stella Paul | IDN-INPS【カトマンズIDN=ステラ・ポール】

パビトラ・バッタライさん(21歳)は、柔らかな声の持ち主で、微笑みをたたえた若くてシャイな女性だ。しかし、彼女に「性の健康」に関するサービスについて尋ねたならば、シャイな表情はたちまち消え、彼女の国(ネパール)の若者たちがそうしたサービスを利用する権利を持っていることを熱く語り出す。

「私たちの国の未来は、若者たちの肩にかかっています。だから、HIVに感染した若者で溢れる国にしてしまうリスクは負えません。つまり、『リプロダクティブ・ヘルス/ライツ(=性と生殖に関する健康・権利)』を完全に利用できるようにしなくてはなりません。」こう語る時のバッタライさんは、実年齢よりもずっと成熟してみえる。

訪日したカザフスタン大統領、世界の非核化に焦点

Photo: Kazakh President Nazarbayev addressing Japan's Parliament. Credit: Official Site of the President of the Republic of Kazakhstan.【東京/広島IDN=浅霧勝浩、ラメシュ・ジャウラ】

「核兵器なき世界の実現に向けた取組みは、日本―カザフスタン関係において特別な位置を占めています。」と語るカザフスタンのヌルスルタン・ナザルバエフ大統領は、11月9日、71年前に長崎とともに米軍による原爆投下の被害を経験した広島を訪問した。

ナザルバエフ大統領は、来年1月から2018年末まで2年間の任期でカザフスタンが国連安保理の非常任理事国に就任(中央アジアからは史上初)する2か月前のタイミングで、日本に3日間の日程で公式訪問した。カザフスタンは、安保理非常任理事国としての初年度にあたる2017年の間、同年末に任期を終了する日本と緊密に協力していく予定だ。

「足るを知る経済」はプミポン国王最大の遺産

President Barack Obama with King Bhumibol Adulyadej of the Kingdom of Thailand, at Siriraj Hospital in Bangkok, Thailand, Nov. 18, 2012. White House Photo by Pete Souza.【バンコクIDN=リム・クーイ・フォン】

タイの故プミポン・アドゥンヤデート国王の最も印象的なイメージのひとつは、タイ国内で国王自身が個人的に支援・フォローしている事業の視察に出掛ける際に、常にカメラを手に持っているか、首からぶらさげているシーンであった。

70年以上に及ぶ治世にあって、国民に大いに愛されたこの君主は、一つの約束を果たした。それは、タイ民衆の利益と幸福のために正義をもって統治するという約束である。

東欧、中央アジアで持続可能な開発達成の危機

 Vladimer Vaishvili | UNDP Georgia【ベルリン/ブリュッセルIDN=ジャヤ・ラマチャンドラン】

断固たる決意を持って適切な措置が取られないかぎり、2015年9月にすべての国連加盟国が同意し、「誰一人取り残さない」ことを勧告した持続可能な開発(SDGs)の中核的な目標は、東欧中央アジアでは達成されないだろう。

これは、ブリュッセルで10月12日に公表された『危機に立つ進歩(Progess at Risk)』と題された国連報告書の最も重要な点である。「すべての人のための持続的、包摂的かつ持続可能な経済成長、生産的な完全雇用およびディーセント・ワーク(働きがいのある人間らしい仕事)を推進する。」「国内および国家間の格差を是正する。」ことを目的としたSDGsの第8目標第10目標は、無視されつつある。

|ラオス|米不発爆弾処理のため、SDG「第18目標」を適用

Artificial limbs at the UXO Information Centre In Vientiane made in Laos for people whose limbs were blown off by the Unexploded American bombs. Credit: Kalinga Seneviratne | IDN-IPS【ビエンチャンIDN=カリンガ・セネビラトネ】

バラク・オバマ大統領の9月初めのラオス訪問によって、史上最も恐るべき戦争犯罪のひとつに焦点が当てられることになった。それは、1960年代から70年代にかけての第二次インドシナ戦争中にこの東南アジアの内陸国に対して加えられた爆撃であり、それが人間や環境に及ぼした甚大な被害の問題である。

ラオスは、オバマ大統領と国連の潘基文事務総長のASEAN・東アジアサミット参加の機会を利用して、不発弾が開発・経済活動に及ぼす悪影響を軽減するために、独自に「持続可能な開発目標」(SDGs)の「第18目標」を設定した。

「核兵器なき世界」へのモンゴルの貢献(ジャルガルサイハン・エンクサイハン元モンゴル国連大使)

Dr. Jargalsaikhany Enkhsaikhan.【ウランバートル/アスタナIDN-INPS=ジャルガルサイハン・エンクサイハン】

核兵器の廃絶は、この大量破壊兵器をなくそうという70年におよぶ人々の熱意と希望を反映した、野心的な目標だ。ポスト冷戦期のパラドックスは、核兵器の数自体は削減されたものの、核兵器を保有する国の数は増えたという点にある。

また、核抑止ドクトリンをはじめ、冷戦期のレトリックや時代精神の復活、超音速の核兵器運搬手段の実験、(核使用)決定までに僅かな時間しかない高度な警戒態勢、核使用のハードルを引き下げる「爆発力調整」技術の導入によって、核使用のリスクは高まっている。

北朝鮮の核実験、冷戦時代的な反応の放棄を求める

Gauging North Korea from South Korean side of the Demilitarized Zone. Credit: Kalinga Seneviratne | IDN-INPS【バンコクIDN=カリンガ・セネビラトネ】

ラオスの首都ビエンチャンで開かれた「東アジアサミット」で採択された不拡散に関する特別声明のインクも乾かぬうちに、北朝鮮が核実験の成功を発表した。こうして北朝鮮の核問題は、軍事化が一層強まっている域内の現実に対して関係諸国の関心を引き寄せる結果となった。

今回の核実験は、東アジアサミットに出席した首脳らが北朝鮮に対して核・ミサイルの放棄を求める声明を採択してから1日も経たないうちに行われた。米国、中国、ロシア、日本を構成国に含むこの地域機関(加盟18カ国)が、議長声明以外で特定の問題に焦点を絞った声明を出したのは初めてのことであった。

相馬雪香さんとFAWA(アジア太平洋女性連盟)

The 21st Convention of Federation of Asia-Pacific Women's Associations in South Korea in 2014/ FAWA【東京IDN=石田尊昭】

アジア太平洋女性連盟(Federation of Asia-Pacific Women's Associations)―略して「FAWA」と言います。

尾崎行雄の三女・相馬雪香さんは、1950年、スイスで開催された国際会議に出席。そこで、フィリピンの上院議員ペクソン女史と出会います。かつて日本がフィリピンを占領していた頃、まだ若い娘さんだった女史は、日本を憎み、戦後も日本人を大変嫌っていたそうです。しかし、その国際会議で出会った相馬さんの言動に触れ、「日本の女性は変わった! 日本は変わる!」と感動されたそうです。

非核世界への道をリードするカザフスタン

Photo: (left to right) Chairman of the Senate of the Parliament of Kazakhstan, Kassym-Jomart Tokayev; President Nazarbayev; Executive Secretary of the Preparatory Commission of the Comprehensive Nuclear Test-Ban Treaty Organization (CTBTO), Lassina Zerbo. Credit: www.kazembassy.org.uk【アスタナIDN=ラメシュ・ジャウラ、浅霧勝浩】

核軍縮の達成方法に関する国家間の見解の相違が大きくなる中、カザフスタンのような国が、共通の基盤と包摂的な対話に向けた道をリードしなくてはならない。そうしたリーダーシップこそが、私たちの世界を真に安全なものにしていくために緊急に求められている、と国連の潘基文事務総長が、「核兵器のない世界の構築」を目指す核軍縮国際会議に寄せた声明の中で各国に訴えた。

ヌルスルタン・ナザルバエフ大統領は、参加者を歓迎して、なぜ同国が核軍縮についてリーダーシップを取っているのかについて説明した。「1991年8月29日は、わが国にとっても世界全体にとっても歴史的に重要な意義を持つ日です。私たちは25年前、それまでほぼ40年にわたってこの大地と国民を常に苦しめてきた軍事主義がもたらした最も邪悪な実験(=核実験)に、法的な終止符を打ちました。また国際社会は、それ以前の数十年間にわたって、核兵器削減プロセスや核実験モラトリアムを通じて、核の脅威を引き下げる努力を続けてきました。」

|ESCAP|広がるブロードバンド・ディバイドの実態を明らかにする

Photo: Visualization of Internet routing paths. Wikimedia Commons【ニューデリーIDN=マヘッシュ・ナヤール】

アジア太平洋地域における情報通信技術(ICT)の驚異的な成長については広く報じられているが、アジア太平洋経済社会委員会(ESCAP)が発表した最新の研究報告書は、固定ブロードバンド環境が普及しているのは東アジアと北東アジア地域に集中していることを明らかにした。

「アジア太平洋地域のICTの現状2016:広がるブロードバンド・ディバイドの実態を明らかにする」と題した報告書はまた、固定ブロードバンドのアクセス状況において先進国と開発途上国間の格差は拡大し続けており、適切な対策を講じない限り、状況は悪化し続け、途上国は開発機会を失うことになりかねない。」と報告書は述べている。