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INPS JAPAN   IDN-InDepthNews - UN INSIDER
|インド|魚を使ってマラリア対策

Children in India’s southern city Mangalore promote demonstrations of guppy fish feeding on mosquito eggs. Credit: Stella Paul/IPS.【マンガロールIPS=ステラ・ポール】

サンプリース・モンテイロ君(13歳)の隣人は、「グッピーを購入すれば、それはあなたの家の蚊の幼虫や卵を食べてくれるため、蚊がいなくなります。そのため、またマラリアに感染することは無くなるのですよ。」という彼のアドバイスを真剣に受け入れている。

モンテイロ君が通っている、インド南部カルナータカ州のマンガロール市にある聖アロイシウス高等学校は、市当局と協力して、約1か月前にマラリア対策キャンペーン「グッピー運動」を開始した。この運動は、グッピーのような自然界の生物を使ってマラリアの感染を抑制することを目的としている。

│インド│児童労働を悪化させる紛争

Sumari, a child trafficked from Maoist-affected district Narayanpur cleans the floor instead of going to school. Credit: Stella Paul/IPS【カンケル(インド)IPS=ステラ・ポール】

早朝。スマリ・ヴァルダちゃん(14歳)は、青色の制服を身にまとう。しかし向かう先は学校ではなく、水汲みの溜池である。彼女は雇い主から聞かれるのではないかとびくびくしながら、「学校が懐かしい。できれば戻りたい…。」と小さな声で呟いた。

スマリちゃんはドゥルベーダ村の出身だが、今はバインサスールという別の村に住んでいる。いずれもインド中央部のチャッティースガル州にある。彼女が制服を着て水を汲みに行くのは、これが僅かに持っている服の一枚だからだ。

|北朝鮮|「無視することが全ての国にとって最良の策」とUAE紙

【ドバイWAM】

アラブ首長国連邦(UAE)の英字日刊紙は、22日から2日連続で日本海に向けて短距離ミサイル(計46発)を発射した北朝鮮の行動について、国際社会ののけ者国家(pariah state)の現政権は「危険なほど予測不能」であることから「全ての国にとっての最良の策」として、これを無視するよう各国に呼びかけている。

同紙は3月24日付の論説の中で、「北朝鮮によるミサイル発射は、韓国が毎年米国と実施している共同軍事演習(野外機動訓練「フォール・イーグル」)を牽制する象徴的な意味合いがある。国際社会が北朝鮮包囲網を形成しているという妄想にとらわれている同国は、この米韓軍事演習を侵略行為と見なすとともに、外国からの侵略に備えて常に警戒態勢を維持する大義名分にしている。」とドバイに本拠を置くガルフ・ニュース紙が報じた。

|カンボジア|衣料産業を破壊する低賃金

Police raiding Canadia Industrial Park in Phnom Penh on Jan. 3, 2014. Credit: Courtesy LICADHO【国連IPS=ミン・リ】

このところカンボジアの衣料産業は頻繁なストライキや抗議活動に見舞われている。しかし首都プノンペン郊外のカナディア工業団地で1月3日に発生した数千人規模の抗議集会では、治安部隊が集会参加者に発砲して5人が死亡、十数人の負傷者が出るなど、それまでの抗議活動からは突然様相が変わってきた。

依然として収束の兆しが見えない中、権利擁護団体は、カンボジアに進出している衣料ブランド各社に対して、現地縫製工場からの製品買い上げ慣行を見直すとともに、流血の惨事を招いた縫製工場労働者のストの原因である低賃金問題の解決に向けた行動を起こすよう強く求めている。

「核兵器なき世界」実現を妨げる非核オーストラリア

Humanitarian Disarmament Campaigns Forum 2013【シドニーIDN=ニーナ・バンダリ】

オーストラリアは「核兵器なき世界」への支持を繰り返し表明しているが、軍縮支持団体「核兵器廃絶国際キャンペーン」(ICAN)が入手した文書によって、オーストラリア政府が、国際社会が核兵器の非人道的な側面により注目するようになると、米国の核兵器に依存する自国の政策と「齟齬をきたす」とみていることがわかった。

ICANは、情報公開法によって機密解除された外交公電や閣僚説明メモ、電子メールを取得し、オーストラリア政府が核兵器禁止を目指す取り組みに反対する計画を持っていることを明らかにした。

|インド|声なき人々に声を与えた「貧者のグーグル」

Tribal women from Chattisgarh in India record a message. Credit: Purushottam Thakur/IPS.【ライプール(インド)IPS=ケヤ・アチャルヤ】

インド中部チャッティースガル州の森林深くに住むゴンド族(インドで「アーディバシー」と呼ばれる先住民族の中でデカン高原中部から北部に居住:IPSJ)は、政府だけではなく主流メディアからも忘れ去られた存在だ。彼らはインド社会の最貧困層を成し、さまざまな社会指標において最低レベルにある。政治的発言権はほとんどなく、部族内の非識字率も極めて高い。

またインド憲法には、アーディバシーのために積極的差別是正措置を取ることが定められているにもかかわらず、インド政府は部族語で授業をする教育施設を認めていない。そのため、アーディバシーの意見や問題が、主流のメディアに反映される例は限られており、部族民コミュニティと非部族民コミュニティとの間の対話が成立しなくなっている。

こうしたなか、近年インドで急速に普及してきている携帯電話に着目した、電話回線を使用したニュース投稿・配信プラットフォーム「CGNETスワラ」が、アーディバシーの間で大きな話題を呼んでいる。

|パプアニューギニア|民衆不在の土地取引で国土の3分の1が外国企業の手に

UNREDD【トロントIDN=J・C・スレシュ】

「ああ 立ち上がれ この土地に生きる全ての息子 私たちの喜びを歌うよ 神を賛美し歓喜し パプアニューギニア」これは、パプアニューギニア(PNGが1975年にオーストラリアから独立した際に制定した国歌の第1節である。しかし、この歌が体現する精神の多くが、少しずつ失われている。

PNGは、マレーシア、中国、オーストラリア、米国など多数の外国企業による近年最も大規模かつ急速な土地収奪の犠牲になっている。オークランド・インスティチュート、グローバリゼーションに関する太平洋ネットワーク(PANG)、ビスマルク・ラムグループが共同発表した調査報告書・映像作品「On our Land(私たちの土地で)」によると、こうした外国企業は、PNGの国土の実に3分の1近くを占有して、熱帯雨林(世界3番目の規模)を破壊し、現地住民から土地と歴史的・文化的伝統遺産を収奪しているという。

│ソロモン諸島│血塗られた過去と向き合う牧歌的な島

Catherine Wilson【マライタ県アウキ(ソロモン諸島)IPS=キャサリン・ウィルソン】

ニューギニア東方の南太平洋国家・ソロモン諸島(人口約52.3万人)では、5年間に亘った民族紛争(エスニック・テンション:1998~2003年)で行方不明になった近親者を巡る、残された者たちの苦難が未だに続いている。今日、この多民族多文化国家で恒久平和を実現するには、行方不明者の遺体を捜索することが不可欠となっている。

「眠れません。私は真実を知りたいのです。村のあの男が酔っぱらって『皆殺しにした』と言うのを耳にします。本当のところはわかりません。しかし(行方不明になった)兄の子ども達の目を見つめていると、犯人に対する怒りが心の底から沸いてきます。私は真実を知りたいのです。」

│ソロモン諸島│血塗られた過去と向き合う牧歌的な島

Catherine Wilson【マライタ県アウキ(ソロモン諸島)IPS=キャサリン・ウィルソン】

ニューギニア東方の南太平洋国家・ソロモン諸島(人口約52.3万人)では、5年間に亘った民族紛争(エスニック・テンション:1998~2003年)で行方不明になった近親者を巡る、残された者たちの苦難が未だに続いている。今日、この多民族多文化国家で恒久平和を実現するには、行方不明者の遺体を捜索することが不可欠となっている。

「眠れません。私は真実を知りたいのです。村のあの男が酔っぱらって『皆殺しにした』と言うのを耳にします。本当のところはわかりません。しかし(行方不明になった)兄の子ども達の目を見つめていると、犯人に対する怒りが心の底から沸いてきます。私は真実を知りたいのです。」

減災には弱者に配慮した救援計画が不可欠

Children at a care home in Orissa in India. Children worldwide are particularly vulnerable in disasters. Credit: Malini Shankar/IPS.

【デーラダン(インド)IPS=マリニ・シャンカール】

 

インド北部ヒマラヤ山脈の麓に位置するウッタラーカンド州では、今年6月14日から4日間降り続いた大雨により洪水と地滑りが発生し、少なくとも千人が死亡、数千世帯が家を失った。その後現地では、洪水の犠牲になった父親が帰ってくると信じて、毎日ヘリコプターの発着場に通っている子どもの話がささやかれている。

 

「実はこのような悲惨な話は、被災地では無数にあるのです。」と国際援助団体「セーブ・ザ・チルドレン」(STCのレイ・カンチャールラ氏は語った。