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スペイン、押し寄せるアフリカ移民

 

 

 

【マドリッドIPS=アリシア・フラーマン】

 

カナリア諸島の保安警察は、5月5日から8日までに、モーリタニア、モロッコからカヌーに乗ってやってきた500人強の不法移民を拘束した。4月30日にも、テネリフェ島の南2マイルの海上で、62人を乗せた浅瀬専用船「パテラス」が拿捕されている。

地元警察によると、5月6日(土)には15時間の間に259人が押しかけ、3月13日の372人、3月14日の314人に次ぐ大量拘束を記録したという。また、スペイン警察の2005年12月発表によると、密入国中に死亡した者は、1,200~1,700人という。

 
カナリア諸島自治政府のスポークスマンは5月7日、同島は不法移民の圧力に曝され、無防備状態にあるとの声明を発し、スペイン政府に国境取締り強化を要請。アロンソ内務大臣は、政府は既に電子監視システムSIVEの導入を決定していると発表した。

スペイン政府は2004年12月30日に新移民法を制定。2005年2月7日から1ヶ月間で約70万人の市民権申請があったと発表している。しかし、貧困が原因の移民問題は1国または地域だけでは解決できない。

スペイン政府は、移民問題をグローバル問題と捉え、夏にモロッコのラバト市で、モロッコ/スペイン共同主催の国際会議を開催する予定である。また、6月22-24日には、リバス・ヴァシャマドリッドで、世界75各国、750NGOの代表が参加する第2回World Social Migrations Forumが開催される。(原文へ

翻訳/サマリー=IPS Japan浅霧勝浩

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