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WAMアラブ通信

|アジア|「日中両国は、危険なナショナリズムを鎮めるべき」とUAE紙

【アブダビWAM

 

「ナショナリズムと経済的利益は、とりわけ、先の大戦の記憶が生々しい東アジアでは危険な取り合わせである。」「政府による軍事的な威嚇が紛争に発展する可能性もある。」と、アラブ首長国連邦(UAE)の英字日刊紙が報じた。

「日中政府は、国内の政治状況に関わらず、国民感情を鎮静化させ、両国間の領土問題を国際的な仲裁に付託し、恒久的な解決をめざさなければならない。東アジアという世界有数の緊張地帯において、その他の方法を模索することは、余りにも大きなリスクを伴うことになる。」と、ガルフ・ニュース紙は「東シナ海の無人諸島の支配を巡る日中間の対立」と題した論説の中で報じた。

 
尖閣諸島
の領有権を巡る日中間の対立は、ついに両国からの抗議者が、それぞれ尖閣諸島に上陸するという事態に発展した。最近の事例では、日本からの抗議者が島に上陸し、日章旗を振りかざした。これに対して、中国国内のいくつかの都市で抗議デモが発生した他、中国政府は、この行動を非難する声明を発した。この事態に対して、日本政府は、多くの外交的・経済的損害をもたらしかねない中国との衝突を避けるため、問題の鎮静化に努めている。

ガルフ・ニュース紙は、「領有権の主張は戦争と歴史によって捻じ曲げられたものであり、日中両国の他にも台湾も領有権を主張している。またそれぞれの主張は、危険なナショナリズムと結びついて、事態をますます不安定なものとしている。」と報じた。

一方同紙は、「係争中の諸島の周辺海域には、紛争当事国の経済発展及びエネルギー安全保障にとって極めて重要な原油と天然ガスが眠っている。」と解説した。(原文へ

翻訳=IPS Japan

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