光回線選びの注意点
光回線の利用と工事
光ファイバーケーブルを使用した「光回線」。高速で安定したインターネット通信をすることができるとして、近年急速に普及しました。
自宅や学校、職場などで光回線を使用してインターネットを使っているという人も多いのではないでしょうか。光回線を利用する場合には、光回線事業者やプロバイダとの契約が必要ですが、その際にはいくつか注意しておきたい点があります。
まずひとつは、光回線を利用するためには、開通工事が必要になる、という点です。マンションなどの集合住宅で、あらかじめ光回線がひきこんであり、その光回線事業者やプロバイダと契約をする、という場合は工事の必要はありませんが、一般住宅や光回線が引き込まれていない集合住宅の場合は、新たに回線を引き込むための開通工事が必要です。
工事のタイミングは申し込みをしたタイミングにもよりますが、1〜2ヶ月ほどかかってしまう場合も。契約をすればすぐに利用開始となるわけではないので、余裕を持ってスケジュールをたてるようにしましょう。
また、工事をする場合には、当然初期費用として開通工事費用も発生します。光回線事業者やプロバイダを選ぶ際には、どうしても毎月のプランやお得な特典ばかりに目がいってしまいますが、工事費用も意外と大きいので、忘れずにチェックしておきたいところです。
契約の縛り
そしてふたつめは、契約プランについてです。多くの光回線インターネットのプランやメニューとよばれるものは、2〜5年で契約が自動更新されます。
業者としては契約期間をある程度長期間に定めることで、すぐに乗り換えられてしまうリスクを避けることができ、ユーザー側としては契約のしばりを受ける一方で利用料金をお得にしてもらえるというメリットがあります。
短期間だけ光回線を利用したいという場合や、使い心地を試してみたいから少しだけ利用したい、というような場合は、縛りのある料金プランでの契約はしないようにしましょう。
ちなみにこのような縛りのあるプランを途中解約すると、1〜2万円ほどの違約金が発生してしまいますから注意しましょう。